ビーズアクティビティ その2
【実践的な学習で遺伝学を楽しみ、コミュニケーションと知識を深める --- Adam Weitemier 准教授(英語サイトの要約。原文は英語サイトに掲載。)】
減数分裂とは遺伝物質が複製され、配偶子間で分配されるプロセスですが、口頭説明や教科書画像だけで全てを理解するのは難しいです。DNAや染色体のような遺伝物質の線状構造は、ビーズやチェーンで模型をつくるとよいでしょう。DNAモデルキットは世界で普及しています。
ビーズで染色体モデルを作成している生徒達は好奇心と熱意にあふれ、有意義に学べていることが見てとれました。(参照:前月の「ビーズアクティビティ その1」)
この減数分裂アクティビティが大成功したので別の授業でも再びビーズを使いました。この回はタンパク質酵素の交差(crossing-over)を再現しました。(添付写真)
アクティビティを通して生徒達が斬新な方法で講義に取り組めたことはとても喜ばしいです。
また、このような実践型演習はコミュニケーションスキルを磨くのにも適しています。仲間達と各ステップで起きている現象について意見を交わし合う経験がより深いプレゼンテーションにつながります。英語を母国語としない人々がカジュアルに科学的コミュニケーション能力を磨くことができるこの遺伝学アクティビティは英語課程の授業にぴったりでした。